仲良く勉強する男女

彼との出会い

彼と同じ大学で講義を受けていたのが出会ったきっかけ

彼と私が出会ったのは大学生の時期。
新潟のとある大学に通っていて、それぞれ別の学部で勉強していました。

学部が違うので、普段の授業で出会うことはほぼありませんが、
中には自由に選んでいい講義がありました。
そのような講義に参加する生徒は他学部の人がたくさんいて、年次もバラバラ。
そこで出会ったのが今の彼です。

ささいなことがきっかけで話すようになった

最初はお互いの顔も知らない程度でしたが、
講義に参加するにつれ、数名の顔は何となく覚えてきます。
私はその講義内容に興味があったので、結構前の席に座って講師の話を聞いていました。
彼も比較的前に座っていたので、存在は知っていましたが、
恋愛感情どころか「同じ授業を受けている人」くらいでしか思っていませんでした。

親しくなるきっかけになったのは、ひょんなことから彼に話しかけられたこと。
講義内容について質問されたのですが、正直今となってはどんな内容だったかは覚えていません。

彼が言うにはその頃から私のことが気になっていたそうです。
彼自身、講義内容を真剣に聞いている人だったので「私と共通点が多いかもしれない。良い友達になれそう!」と思っていました。

お互い学生寮に住んでいたことが判明

彼が話しかけてくれたことをきっかけに、私たちは自然な流れでお互い隣同士で座るように。
講義内容に関することだけでなく、いつしかプライベートの話もするようになりました。

少し親しくなった頃に判明したのが、お互い学生寮に住んでいるということ。
寮は男女別で分かれているぶん、一緒のところに帰らないので、
そのことをお互い一切知りませんでした。

彼も私が住んでいる場所を聞きませんでしたし、
その頃は彼氏ではなかったので、私から聞くこともなく。
何かの話がきっかけで、学生寮に住んでいることが分かったときにはちょっと驚きましたね。

ただし、お互いの部屋を行き来できませんし、泊まることなんて規則上できません。
誰かにバレてしまったらその噂は一気に広がってしまいます。

「○○が△△を泊めたらしい」という噂を聞いたことはありましたが、
そんな危ない橋を渡ろうとは思いませんでした。
そのため、外泊時間を気にしつつ、会う時間をつくることに。

お互いにアルバイトをしていた時期もあったので、
そのときはなかなかシフトが合わないときもありました。
でも、できるだけお互いに時間をつくって遊びに行っていましたね。
もちろん門限も気にしながら。

会える時間が限られていたぶん、一緒にいる時間が常に新鮮だったような気がします。
同じ新潟の大学の学生寮に住んでいなければ、それぞれ別の人生を歩んでいたかもしれませんね。