ゲスト

みんなに祝福されて

準備期間は長くて、決めなければならないことがたくさんあって、
意見の食い違いなどもいろいろあって、大変な思いもしましたがとても幸せな時間でした。
結婚式というのは、誰もが笑顔なのだと、改めて感じました。

涙を流す瞬間もありますが、それは温かい涙。
うれしい涙なので、その顔も笑顔に見えるのです。

幸せな時間は短く感じるもの。
アッという間に終わった結婚式でした。

幸せな朝の始まり

結婚式当日の朝、いつもより2時間ほど早く起きて、
普通にご飯を食べて、父親の車で式場に向かいました。

花嫁さんは準備に時間がかかるので、早めに式場に着いていなければなりません。
最初は純白のウエディングドレスです。

静かに始まった朝でしたが、準備が終わって親族の顔合わせの部屋で待っていると、
親戚やいとこたちが続々と集まってきて、あちこちで「おめでとうございます」という声が聞こえてきて、賑やかになってきました。

旦那様はけっこう緊張していたようです。
式場のカメラマンが二人の写真をこまめに撮ってくれるのですが、
いつも「ご新郎様、もう少しリラックスを」と言われていました。

幸せの色を感じたチャペル

目の前は海でまぶしくて目が開けていられないほど。
神父様の声がチャペルに響き、私もようやく緊張感が。
隣の彼はガチガチで、それを見ているとおかしくておかしくて、涙がにじみました。

チャペルから出ると、シャボン玉とフラワーシャワーでみんなが迎えてくれます。
その瞬間は夢のように美しくて、みんなの笑顔がまぶしくて、ため息が出てしまいました。

笑って泣いてにぎやかな披露宴

白のドレスから着物、さらに色ドレスとお色直しをしたのですが、ちょっと欲張りすぎたようです。
友達から、お酌をしようとしてもいつも席にいない、とクレームが。

出席してくださった人たちと、もっと一緒にいる時間をつくるべきでした。
そんな反省もありながら、披露宴はとどこおりなく進みます。

彼の友達のにぎやかな歌、私の友達のしっとりとした歌、お酒もまわり彼の友達は「おめでとー」と大騒ぎです。

私からの両親への感謝の手紙、そして花束贈呈へ。
私は彼の両親へ、彼は私の両親に花束を渡しました。

その時はみんなが泣いていました。
幸せで、うれしくて、感動して涙が出るのです。

最後に二人で写真を撮った時には、相当酔ってしまった彼の顔は涙と酔いでとてもブサイクな顔になっていました。

結婚式を終えて

式が終わって続々と友達やいとこから写真が届きました。
当日のDVDを1日に何度も見ている彼は、写真を見てもまた感動し、「もう一回やりたいなあ」などと言っています。

式場からは友達やいとこからの一言メッセージを集めたDVDもいただきました。
みんなの温かいメッセージにまた感動。

式を無事に終えることができたのも、式場のスタッフの方たちのおかげです。
細やかで親切な配慮はとてもありがたいものでした。

みなさんに支えられて、感動的で幸せな結婚式を挙げることができたのだとしみじみ感じています。