模擬挙式なんてあるんですね

結婚式を体験するのは、普通は友達の結婚式だったり兄弟やいとこの結婚式だったりしますよね。
そして、その帰りには数人でお茶を飲んだり、家についてからの話だったりで、
「今日はいい式だったね」とか「料理が豪華だったね」とか話しますよね。

この時に、褒められていればそれでいいのですが、
時々は、「あ～あ疲れた。何だい、あの結婚式は？」なんて言われていたらたまりません。

褒められる挙式にしたい

結婚式は、新郎新婦や両親には大きな経済的負担です。
それに、式の打ち合わせなどでけっこう労力も必要で何しろ忙しいのです。
そんな結婚式を、つまらないといわれたのでは残念すぎますよね。

こんな不安を抱く人のために模擬挙式というものがあるのはご存じですか？
模擬挙式では、新郎役と新婦役のモデルさんが、本番さながらの結婚式を挙げてえくれるんです。
結婚式場が、結婚式の少ない日に、実際の会場を使って行う、いわば販促セレモニーです。

よくある、ブライダルフェアーで行われます。
模擬挙式の場合は列席者席から結婚式をみるのです。

料理の試食まであるらしい。
彼に話すと、彼もノリノリで一緒に行くといってくれました。

実は私たちは海外挙式なので、国内のブライダルフェアーには直接関係はないのですが、
結婚式というものをじっくりみてみたい気があったのです。
彼は、どうも試食目当てだったかもしれません。

実際に模擬挙式に行ってみると、数組のカップルがいました。
もう、しっかり婚約が調っているカップルや、
これから正式にプロポーズしようかなっていう感じのカップルもいました。

こういう場所にくれば、女性は誰でも、「結婚したい！」と心が傾いてしまうと思います。
プロポーズを成功させるには、とてもいい作戦ですよね。
ただし、彼女の気持ちが結婚から遠いところにある場合には、即お別れかな？とも思います。

特にバージンロードを見ると否が応でも感動してしまいます。
ここを父と歩くんだと思うと、涙ぐみそうになってしまいました。
やっぱり、結婚式の式場には、パワーがあります。

もう一つわかったことは、
結婚式に出席する立場から見れば料理はとても大切だということです。
結婚する方は、いろいろすることがあって忙しいのですが、
出席する方の立場では、スピーチや余興でもしない限りはとても暇です。
お料理がまずいと、とても疲れると思いました。

それともう一つ、日本の挙式披露宴では引き出物があるのです。
私たちも、海外でなにかその土地にちなんだ引き出物を用意することにしました。
現地で渡すと荷物になるので、業者から私たちの新居へ送ってもらって、
日本へ帰ってから、御挨拶に行くときにお渡しするつもりです。

海外挙式でも、年配の出席者には国内の挙式のマナーをある程度取り入れた方が印象がいいと思います。
模擬挙式を見学すると国内マナーのことがわかるのでとてもいい勉強になりました。